2018.01.28

「問題だらけの撮り鉄」を撲滅するにはどうすればいいのか

「問題だらけの撮り鉄」を撲滅するにはどうすればいいのか
撮り鉄として恥ずかしいやら、肩身が狭くなるやら、「撮り鉄にはマナーを啓蒙すべき」なんて書いても、まあ批判的な記事ばかり。
撮り鉄によって迷惑を被っている方からは当然の非難なのですが、撮り鉄と何の関係もない人たちまで不満のはけ口の様に参加して来るものだから、撮り鉄全体が社会悪の様になってしまった。

『アサヒカメラ』の佐々木編集長のアドバイスで少しは良くなってくれれば良いのですが、マナーの悪い撮り鉄は『アサヒカメラ』も読んでないでしょうから、こういった記事がネットで取り上げられるのは、大歓迎です。

私は50年来の撮り鉄ですが、1970年代はこれ程撮り鉄は多くなかったと思います。ですから、有名な撮影場所も混雑しなかったですし、情報も鉄道雑誌と現地で先輩諸氏に教えて貰うしか有りませんでした。
また、撮影も今回はこの路線のどの列車と決めて撮影に行きました。普段から撮影しているのですから、今の様に列車が廃止されるから急いで撮りに行かねばと言うことも有りませんでした。
ですから、人が集中して好きなアングルも取れないような列車を撮影しに行く必要は無かったのです。

今は、廃止される前の最終列車や、運行が年1回数日と言う記念列車をマスコミが取り上げるものですから、俄か撮り鉄が集中します。カメラもデジタルになり、撮影の技術はカメラ任せでも良く、撮影枚数も非常に多くて、誰でも撮り鉄になれる。

特別な列車や撮影場所の情報も雑誌やネットで手軽に手に入る。しかし、それでは結果として他人と同じような写真を撮る事になり、そこで差を付けようと別の場所を探すのではなく、場所取りや、周りを荒らしてでも違う写真を撮ろうとすると、そこにマナー違反が発生する。これは自己中心的な行動で、その割には思った写真、評価されない写真となった場合、更にエスkレートした違反行動に結びつく事にもなりやすい。

プロや写真コンテストで優秀賞を撮っている撮り鉄の写真を見れば分かりますが、天候などがこんな厳しい状況で良く撮影で来たな、とか、これは何処で撮影したのだろう、なかなかいい場所を見つけたなぁ、と言うものが多いですよね。佐々木編集長の言っている通り、マナーを守る事と「オリジナルの鉄道風景を撮ることを心掛けてほしい」を分かって欲しいと思います。同時に、ある列車に集中するのではなく、普段から身近な列車を色々な状況下で撮るのが、本当の撮り鉄でしょうね。

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2018.01.07

ニコンのフルサイズミラーレスへの道のりはまだ長い?

相変わらず、ニコンのフルサイズミラーレスを期待する(煽る)記事が続きますね。そして、この噂はすべて
これじゃニコンがカメラビジネスで苦労するはずだに書いた様に、ニコンの社長のコメントにもとが有る。
今、フルサイズミラーレスはソニー7RIIIである。ソニーはα99II(Aマウント、ミラーあり)との2本立てだ。
α99II(Aマウント、ミラーあり)とα7RIII(Eマウント、ミラーレス)の比較

Sony
Sony2
ソニーのホームページ上は“α”[Eマウント]でフルサイズ8機種とAPSーCのミラーレス4機種、“α”[Aマウント]でα99 IIのフルサイズとα77 IIのAPS-Cが掲載されているが、ミラーレスのフルサイズα7シリーズとAPS-Cのα6000シリーズ以外は集約して行くだろう。この為のEマウントレンズは揃ってきている。さらにAマウントレンズをEマウントに装着できるコンバーターも出している。

ニコンがフルサーズミラーレスを出すとなると、このソニーのα7RIIIよりも先進機能を入れ、Fマウント互換を捨てて新大口径マウントにすると仮定すると、像面位相差AF及びコントラストAFは1から開発、更にレンズ群はすべて新規開発となる。加えて、高い動画性能も求められるので、多軸手振れ補正の為にボディ内手振れも追加する必要が有り、これも新規開発だ。
APS-Cもミラーレス化するとなれば、大変な投資が必要なのは間違いが無い。私がニコンの経営者であれば、大きく躊躇する。
α7RIIIが出たからと言って、次にニコンからこれに乗り換えようとは思っていない。それよりも、ミラーレス化する代わりに、それ以上の魅力あるモデルに資金投入してもらった方が良いような気がする。例えば、コントラストAFの高速化。

フルサイズミラーレスにするメリットは、ボディの大きさと重さだろうが、どうせレンズはフルサイズとしての大きさ、重さが有り、絶対的に優位に立つ理由にはならない。α99IIのトランスルーセントミラーによる位相差AFセンサー+像面位相差AFセンサーによるAFと固定ミラーによる撮影枚数/秒の向上と、ブラックアウトが無い光学ファインダー(ソニーはEVF)の方が良いと思う。

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2017.12.23

フライトシミュレータ Steam バージョン期待しすぎない

Steam
マイクロソフトのフライトシミュレーター FSX を長年使ってきたが、マイクロソフトはこのアップデートは全くやらずに、Steamに移行した。
昔のパッケージ版よりは進化しているかと期待して、Steamより購入。金額は3千円弱なので、昔の1万円よりは安くて、基本的には同じ内容だ(ダウンロードされる容量も大きい)。
Steam版は英語版しかないのだが、FSXをやる人にはそれ程問題ないので、それは良いとして、問題は挙動である。
オートパイロットで例えば高度3万フィートにセットし、16倍速にすると、機体が100フィート程度上下し始めるので、落ち着かない。4倍速以下にすれば安定するのだが、長距離のフライトで途中を省略したい場合に、このふら付きは無い方が良い(途中の状況などどうでも良いのだから、スムーズに周りを見たい)。
ネットで色々と検索すると、Steam版ではリアリティーを追及しているのでこのような設定になっており、安定して飛行させるのは .cfgファイルの数値を調整する必要が有るようだが、思った様な結果は得られなかった。

同じ症状はディスク版でも、アドオンの機体では発生していたので、Steam版をトライしたのだが、Steam版は更に悪い事に、ディスク版で問題の無かった元から入っている747等の機体も、この症状が出るようになった。

リアリティと言っても、16倍速で飛行する事自体ゲーム上の話で、この高度変化は上下に振れるだけなので、有りえないとも言える。

一応バックアップを取ってからアンインストール。ディスク版を再度インストールする事になった。
但し、フライトシミュレーターを初めてやる人には、価格が安いのでSteam版でも良いかもしれません。

※この記事を書いてから、ディスク版を再インストール(Windows 10)し、今までは必ず一緒にインストールしていた fsx_sp1_JPNとfsx_SP2_JPNのアップデートを止めてみたら、アドオンを含めてすべての機体が、上記の高度変化をしないという良好な結果となりました。
何かトラブルが今後発生するのかもしれませんが、今のところはこのままで使って行きます。


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2017.09.16

これじゃニコンがカメラビジネスで苦労するはずだ

ニコンがミラーレス機を投入するならフルサイズになる
これは「デジカメinfo デジタルカメラの最新情報をひたすら紹介するサイトです」で紹介されたもので、ニコンの後藤哲朗氏が中国でインタビューに応えた内容らしい。Nikon Rumors が中国語から英語に翻訳して掲載している。
タイトルはNew interview with Tetsuro Goto from Nikon: “full frame is the trend, if Nikon will go mirrorless it must be full frame”で間違っていないのだが、インタビューの内容(英語をすべてチェックする時間が無かったが)は、ニコンの後藤研究室として自分が開発したDfに対する否定的な意見が多く述べられていて驚く。

『昔のカメラのシルバーとDfのシルバーバージョンは別物だ(良くないと言う意味)』で後藤さんはシルバーが好きではないと言う。『シェルコーティングが金属の感触を反映していない。』

『もし、今Df が売れないと、Df の後継機を期待するのは難しいだろう。』いくらレトロが欲しいと言っても、前に述べたように、性能的に大きく進歩したモデルが既に投入されているのに、レトロだけで旧モデルを今更買う気は起らないでしょう。
また、Df発売時には供給が間に合わないほどの注文が入ったし、Dfがマジョリティになるとはニコンでさえ期待していなかったモデルだ。

『Df の後継機を発売するなら、より薄くより小さくという要望に応えられるだろう。』

これらのコメントをDfユーザが聞いたらがっかりする。開発者が自信をもってお勧めできないモデルをなぜ出した?コストや技術面でニコンが応えられなかったのか?仮にそうだとしても、開発者のみならずニコン全体でモデル投入に自信がもてなかったのであれば、ニコンは間違いなく自らが足を引っ張って売れなくなるだろう。
現在のニコンの低迷は他社との競合と言うより、自社での問題の方が多いと感じさせるインタビュー内容だ。

メーカーが商品を投入する際には、開発はもとより、企画、生産、営業、サービスの現場まで「この商品は良い、売れる、売るぞ」と言う信念が無ければならない。自信の無さは間違いなく販売現場や消費者に伝わって行く。
売れない言い訳はいくらでも言える。しかし、一番悲惨なのはこういった内部崩壊だ。他社との競合をしなければいけないのに、内向きに無駄な勢力を使って破滅する会社を多く見て来た。

ニコンの牛田社長が色々なインタビュに応えている内容にも疑問を感じて、このブログで言及しているが、きっとニコンは社長、経営陣から現場に至るまで一枚岩で前向きな会社ではないのだと思わざるを得ない。D850の発売を機に、内部問題を解決しないと、キヤノンやソニーの攻勢を受ける前に自滅しないか、心配だ。

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2017.09.10

デジタルカメラ ダイナミックレンジ

Dynamic_range
この元は Your trusted source for independent sensor data
でニコン D810とD850を比較したものが掲載されてますが、他のモデルも限定的ながら選択可能です。ここではD750の優秀さが良く分かりました。

そこで私がデジカメとして初めて購入したフルサイズのEOS-5D、次にカナダに居る時にスナップとビデオ用に購入したG6と、今保有しているD750をまず比較してみました。
フルサイズと言えども5DとD750は3.5ポイント以上という大きな差が有り、時代と共に技術進歩が良く分かります。
G6はフォーサーズセンサーなので、流石にフルサイズより劣りました。では新しいOMDはと言うと、5Dの初期は余裕で上回り、APS-C軍団と遜色ないレベルまで良くなってきました。
フルサイズセンサーを100とすると、APS-Cは約62、マイクロフォーサーズは50ですから、メーカー、画素数によって多少味付けを含めて違いが有るものの、やはりセンサーサイズがダイナミックレンジの差から大きく逆転はしていない=センサーテクノロジーよりも物理的差という事です。
これは当たり前のことで、例えばフォーサーズに画期的な技術革新が有ったとしても、それをフルサイズに転用すれば差は縮まらないからです。


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«想定通りで呆れた:「ニコン D850」お届け遅延