2016.09.01

EOS 5D Mark IVのダイナミックレンジは他を凌駕していない

Canon 5D Mark IV brings dramatic dynamic range improvements to the 5D line
このタイトルだけ見ると5D MarkVIは素晴らしい、と思ってしまうのだが、いつも5Dのダイナミックレンジの表現には「今までの5Dに比べて」と言う表現で、他社との比較になると追いついた?という事になっている。
今回も同様で、センサーからの信号読み出し方式の改善により、低ノイズと言いながら、
Despite it's improvements, it's not at the level of the current industry leader, the Nikon D810, though. After a 6 EV push, the 5D Mark IV falls further behind the a7R II and D810:このような改良にもかかわらず、レベル的には業界リーダーであるD810のレベルには達していない。6EV明るく画像処理した場合はa7R II と D810に大きく先行されている。

もう5年以上前からダイナミックレンジに関してキヤノンはソニーのセンサー(ニコンも採用)に劣っており、まだ追いついていない。5Dユーザーは新モデルを喜んで良いでしょうが、逆に、5D MarkIIIが安くなったら買おうと思っていた人には、その購買意欲を削いでしまうという悩ましい記事だ。

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2016.08.31

EOS 5D Mark IVのデュアルピクセルRAWの評価

≪EOSでは初となる新機能として、DPRAW(デュアルピクセルRAW)記録を追加。DPRAWは撮像素子からのデュアルピクセル情報が付加された特別なRAW画像データで、Digital Photo Professionalを使用して、解像感の微調整、視点をずらすように前景のぼけを横方向へシフトするカメラの撮影視点の微調整、ゴーストの低減を行うことができる。≫というのが、革新的機能として、取り上げられているが、少なくともピントについてのメリットは限られているというレポートが出た。
Putting Image Microadjust to the test on the Canon 5D Mark IV
結論を言うと、F2.8以上の明るいレンズで、開放絞りで撮影した場合に、DPPの後処理で少しのピントのずれは修正が出来る。しかし、これを使った際には、変更によって画像全体が甘くなると言う現象が発生する。また、DPPでの処理のためにPCのより高い性能が求められる。
それよりはAFマイクロアジャストメント機能を使った方が、調整範囲も広いので現実的だとの考え。

キヤノンがこの機能の価値として、あれほど高い価格設定をしたとしたら、説得力はありません。センサーが取り出した情報を、PC上で調整するプログラムですから、それ程本体コストを押し上げている訳では有りませんし、F2.8以上の開放で近接撮影するケースは限られています。フルサイズの普及価格として始まった5Dシリーズですが、その位置づけは忘れられてしまったようですね。

逆にニコンはD810の後継機を出しやすくなりました。D5の性能をAPS-CのフラッグシップとしてD500を投入したように、画素、画質はそのままでも十分戦闘力が有り、これにD500並みのAFと連写バッファを備えれば基本機能としてはすばらしい。私はこのクラスには内臓ストロボが有った方が良い、特にスローシンクロやアイキャッチライト用と思っているのでD810と同じにして、欲を言えタッチパネル、GPS、NFC、自動マイクロアジャストも内蔵して、5D MarkVIの値段だったら、キヤノンのユーザーを取り込むチャンスになりそう。
まあ、ニコンはD810の後継機はまだ開発中だろうし、コントラストAFの弱点をどうするか(私のようにOVFメインで静止画オンリーには関係ありませんが)の課題は残ってますしね、そう簡単ではないとは思いますが。。。。

そう思うほど、5D MarkVIのコストパフォーマンスに抵抗を覚えているという事ですが。

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2016.08.25

EOS 5D Mark IV発表

5dmk4

EOS 5D Mark IV
9月8日発売予定で、5Dの新モデルを待っていた人は多いでしょうから、やっと出たという感じですね。私は約1年前に5Dの買い替えに5Dの新モデルは5Dsだったので、これは高くて買えずに、ニコンD750に乗り換えましたが。。。

さて、もう1年待ったら良かったかと考えると、そうは思わない。このMK4の本体価格が42万円ではやはり高価だ。動画機能は使わないので、静止画機能だけを見ると、良くなったのは分かるが30万円を超えるのは、1DXが46万円、5Dsが39万円の実勢価格から考えたら納得しがたい価格設定だと思いますね。

まあ、5Dシリーズで買い替えを待っていた人は購入するのでしょう。最初の5Dは普及価格のフルサイズという事でも35万円で買いました。フルサイズなら13万円で6Dが有るからという事ですかね。

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2016.08.18

D3400 ニコンのマーケティングミスを感じる

D3400
ニコン、一眼レフ新エントリー機「D3400」を海外発表
スマホ常時接続のSnapBridge対応 新レンズ「AF-P 70-300mm」も

海外発表されたが、本当に日本でも売るのだろうか?スペックを見ると、ニコンはエントリー一眼をまじめに考えているように思えない節がみられる。
日本のホームページでは D3300は一眼レフカメラ製品一覧 (旧製品)として表示されているので、まあこのD3400にとって代わるのだろうが。。。

D3300に対してスペックダウンとなったはDpreviewを見ないと分かり難い:
ultrasonic sensor cleaning=超音波センサークリーニングが廃止された。センサーごみは昔のように綿棒で取るのか?ニコンのソフトによるごみ隠し機能を使うのか? どちらにしてもエントリーユーザーには酷であろう。
D3300 had an external mic port, its successor does not.=外部マイク端子が廃止された。動画機能を持っていて外部マイクを使えないと、本体や周囲の音を拾うために動画機能の良さは大きく低下する。

改善された点は 1200 shots per charge=バッテリーの持ちが700コマから1200コマに上がった、という点だけ。

価格は$649.99 with the AF-P DX Nikkor 18-55mm F3.5-5.6G VR=標準ズームキットで6.5万円程度
D3300 18-55 VRII レンズキットの実勢価格は4.2万円、上記のスペックの違いを考えたらエントリーとしてはD3300で十分と考える。

更に同時発表されたレンズもステッピングモータを使っているのだが、APS-Cでf5.3のレンズは軽量、コンパクトかつ光学系に無理をしていないとはいえ、ボケに対しては割り切り過ぎだと思う。
AF-P DX Nikkor 18-55mm F3.5-5.6G VRとAF-P DX NIKKOR 70-300mm F4.5-6.3G ED VRである。更に迷走している感じを与えるのは、両方ともVR無しが50ドル安で準備されていることで、F値暗いがVRは無いってエントリーユーザーのニーズはどうでも良くて、発売から2年半を過ぎて実勢価格が低下してきたD3300に対して新モデルを出すことが優先され過ぎたのではないか?

これではエントリーとしてはキヤノン KISSの独走は続くだろうし、マイクロフォーサーズでも十分になってしまう。
デジタルカメラの売り上げが低迷しているなかで、エントリーをしっかりと捕まえてステップアップしてもらう戦略は生かせないだろう。
D5500の出来が良いだけに、これにつながるエントリーモデルをしっかりと作ってほしかった。まあ、実勢価格から考えるとエントリーでもD5500に行くという可能性は大きいが。。。。

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2016.08.01

カメラにこんな機能が欲しい

今のデジタルカメラのスペックは色々なものが採用されています。ですから普段の撮影ではまあ使わない機能も多いですね。
私の使っているD750も、特に自動ISOとマニュアルだけで十分と思わせてくれる。ただ、撮影していて、この機能が選択出来たらというのが、A(絞り)とS(シャッター)のシフト機能です。
これは明るさを変えるオートブラケットとは異なり、露出は一定でAシフトは例えばf4、f4.8、f5.6シフトして連続撮影する、Sシフトは1/60,1/90、1/125というシフトです。
Aシフトでは風景やマクロ撮影時に、Sシフトでは流し撮り時に、どれが適正か撮影後のモニターをチェックせずにばらしてくれるものです。露出を変えないという観点からはAやSが変動しないMモードでの設定となるでしょう。

走っていたり、踊っていたりする被写体に対して、このSシフトを使うことで、顔はぶれずに手足の動きが入ったり、雨の中での撮影で、雨を止めるのか、流すのか、雨の量や速度にもよりますが、Sシフトで調整する事が出来るのでは無いかと思います。
オートISOが使えるようになってきましたので、この位の機能であればプログラムの仕方で可能で、コストもかからないでしょう。

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